《2015歳時記:秋季行事編③~新聞掲載 about 有間皇子ことはじめ展&ライブ》2015年12月31日 23:26

紀伊国・御坊日高から全国へ…在野学取り組みの原点となっているのが、古代かなめの有間皇子埋葬の岩内1号古墳実在の地からの文化喚起!/
★今年はNHK密着取材(11月14日15日実施→18日NHK総合OA)と、御坊市制施行60周年記念誌『有間と宮子』全編集刊行!/毎年有間皇子命日月に実施している展示ライブ、毎年地域からの参画あり、本年は雅楽演奏。そして、古墳着眼発見の森浩一先生奥様が今年はことはじめ展へ来訪、在野取り組みの意義を添えて下さいました。
■日本考古学第一人者の森浩一先生が着眼発見を後世へ継承にと取り組みを始めて7年…立ち上げた東山の森Arkは、総務省後援『有間と宮子』のシンポジウム(森先生講演)実施(2012年)と、同年から取り組みを始めた「有間皇子ことはじめ展」&ライブ!
倭国が日本と称された大宝年に、古墳造営と同時創建された道成寺が、結界とされる日高川を挟んで南北線上に位置する…。のちの天智帝(中大兄皇子)に謀略死させられた有間皇子…古代最大の謎を秘めて逝った命は後年多くの挽歌を萬葉集に遺し、1300余年を経た今も実在する古墳は、その出土物(皇位継承相当の漆棺や銀線蛭巻大刀等)から、何をか言わんや…と現世にその解明を問いかける。
この在野着眼こそ、当地にしか得られない財産と森先生は説き「考古学は地域に勇気を与える」の名言を遺された。
その森先生生涯最後の講演が2012年の御坊講演シンポジウムとなりました…。
身を挺して託された遺言…それはまさに紀伊の地での在野学「紀州学」の設立への提言。
後世へ何を紡ぐか…、全ては次代の為に…☆彡~2015閉幕を前に~☆彡
【在野の大切なことを紡ぐ取り組みは続く…/「有間皇子ことはじめ展&ライブ」by 東山の森Ark】

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://higashiyama-ark.asablo.jp/blog/2015/12/31/7966744/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。