《連載⑫》古墳顕彰の連載『有間皇子の謎』~熊本古墳群応援へ付記!2016年05月03日 10:44

和歌山に唯一実在の天皇後継眠る有間皇子墳、その顕彰からの連載の今回は御坊市制施行60周年記念誌発行一周年を記念して記載!合わせて行った文化講演についても触れたが、そこへ特筆したのが熊本県の古墳応援について!←装飾古墳最大数を有するのが九州・熊本!訪ねた山鹿の古墳について以前に連載⑨でも触れ、有間皇子墳も防潮できる高さに造営されている先人の英知に学ぶべきと記しました。
●今回の熊本地震、未曾有の直下型激震は古墳壁にも及ぶとの報! 救援救済は人海だけに寄らず、古来の歴史を支える古墳の実存を守ることにもありと、今後への応援を少しでも紙面発信へ!
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※ 館長にお話を伺ったところ「催事を予定しても、地震後は周辺のインフラや発信の手立てが整わず、皆様への声掛けが従来に及びません。このように触れて頂けるのは有難いことです」との談。

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私はこの被災前の熊本で、多くの古墳遺跡存在を体感。古代外寇の牙城となった「古代山城」は、有間皇子を紀伊国(和歌山)で謀略死させた天智天皇年の築城、その後文武天皇(和歌山御坊・藤原宮子夫)修築時に初めて正史として現れ、いずれも古代同時期関わる由縁を彷彿。
同1300余年を経て実在することが現世への励みとなり、後世への自負となる古代遺跡の存在の存続応援へ!
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今、熊本地震の未曾有の被災で声なき声としてSOSを発する古墳群の修復呼びかけへ…、そして、一人でも多くの方に関心を寄せて頂いて、遠来遠方からも、古代有史の地へ足を運んで頂くことを願って、今回の連載に触れさせて頂きます。

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催事:『こふんへ 5・5・GO!』
於:熊本県立装飾古墳館
4月29日~5月5日(休催日: 5月2日)
(体験コーナー(勾玉作り等)の他「館長と歩く古墳群・館内案内)
/環境:県下最大級「岩原双子塚古墳」に隣接。

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熊本県立装飾古墳館
設計:安藤忠雄
住所: 〒861-0561 熊本県山鹿市鹿央町岩原3085
電話:0968-36-2151

◎この講演や記念誌の内容を知ることで、身近に古代の古墳が実在することの驚きと、在野の誇りに今後へもっと見聞を広めたいとの感想が寄せられました。

《連載⑫》古墳顕彰の連載『有間皇子の謎』~熊本古墳群応援へ付記!:2016年05月03日 10:41

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催事:『こふんへ 5・5・GO!』
於:熊本県立装飾古墳館
4月29日~5月5日(休催日: 5月2日)
(体験コーナー(勾玉作り等)の他「館長と歩く古墳群・館内案内)
/環境:県下最大級「岩原双子塚古墳」に隣接。

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熊本県立装飾古墳館
設計:安藤忠雄
住所: 〒861-0561 熊本県山鹿市鹿央町岩原3085
電話:0968-36-2151

《次代の世代へ託す古代開眼講演in日高 現地校》2016年02月15日 11:14

古代かなめの古墳と同時に創建された県下最古の寺実在の地、日高御坊での文化講演実施。
有間皇子と藤原宮子に纏わる地から古代解明・探究の楽しさと意義をぜひ次代へ繋がる世代へ伝心したい…その意に沿い、今回急務ながらも要請を受けることにしたのが当地母校の県立日高高校・中学校の図書館企画講演。
/同校百周年記念として古代辟邪絵寄贈の縁から今回の機会に繋がり幸甚。同日は生徒皆さんの参加しやすい終業時間の早い水曜。平日午後にて参加難しいなか、世代を越えて満場近い来場。
この日の講話は、生徒世代に併せて、有間皇子が15歳で父・孝徳天皇と死別し19歳の謀略死を遂げる迄の状況についてと、後世に同地纏わる藤原宮子(聖武天皇生母)が天皇夫人となるまでの背景についてを重ねて、副代として「古代・日本版ハムレットとシンデレラストーリー、実在の地からの古代探究」として、わかりやすい観点から関心を向けることへを主眼として提起…。

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考古学は、実存物理学のように、方位(風水に則った造営創建を遠隔を成しても忠実に図られていること)や、古代“内裏”宮都には、政争相手も皆共に営みがあり、その後の相関図の元凶が読み取れることなど、最大のミステリーとその韻を踏んでいるということを触れた。

そして、その謎解きは誰もが発見者となれることと、その巣窟たる魅力を秘めているのが紀伊国であり、古代最大の要人に纏わる地が、ここ日高御坊であることを伝心。
岩内1号(有間皇子)墳の着眼発見者である森浩一先生が日本考古学の第一人者たる研究に至ったきっかけが、小学生の時に川で拾った器の破片が古代須恵器であったという感激から終生に至ったということに触れ、当日会場ご参加皆様に、この地の古代解明の一握を担ってほしいと祈念。

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古代終末期の全国でも稀有な版築造営方墳と皇位を示す埋葬遺物(漆棺や大刀)実在の地が示す意味は何か…、法隆寺級の伽藍跡とまでいわれる道成寺をまるで菩提寺のように従えて、岩内1号墳は日高川を結界とするように左岸真南に存在。

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萬葉集に最も多い追悼歌として詠まれる有間皇子…、聖武天皇誕生の際に最大級の随行御幸を行った持統太上天皇、その二人は遠き難波の地(有間皇子の父孝徳天皇)の宮で時を同じくして暮らし、その後は持統(鸕野讚良)の父、天智(中大兄皇子)に有間は謀略死させられるとなる顛末に、娘(持統)は心を痛めないはずがなく…、わが身の後を継ぐ聖武(首皇子)誕生の時に、父(天智)の因果応報の贖罪を願った娘(持統)の壮大なる執り行いが成されたのでは…と、様々な痕跡が暗示しているのです…。

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その解明の先駆を当地から…、伝播伝心を込めて、県立日高高校・中学校~図書館文化講演起案に参画。後世へ託す行脚の一途を弛まずにて…☆彡
■日高高等学校図書館・文化講演
講師:(登壇順・敬称略)
東 睦子(東山の森Ark 代表)/有間皇子墳造営と道成寺創建の背景から当地古代推考
津村 尚志(日高新報 代表)/天照大神~神武東征~応神・(白鳳~奈良)・日高由来
映像:小池正幸(小池組/東山の森Ark)/持統帝に纏わる様々造営と方位~有間関わり等
番組:NHK総合/在野から古墳喚起(有間皇子墳の取り組み取材)
●追記
[年末来へのお詫びと深謝]
昨年末に急遽の体調崩しての休止。
今回はご要請あった高校の3月卒業を迎える前に…とのご要請に応えて、急遽加療先よりトンボ帰りの一日実現。昨年来ご心配おかけした皆々様に心からのお詫びと深謝を込めて…(当日は病院ワッカを左手に付けたままにて登壇)
/これまでを無に伏さず後世へ紡ぎたい一心。本格復帰はまだ春~啓蟄を待って…☆彡

《2月3日~古代史開眼講話》直前ポスター完成!2016年02月15日 11:03

時は節分、古代史開眼を使命とした鬼が攪乱から目覚めたように忽然と古代解明の地、日高御坊に降り立ちます…ナンテのたまうのは、有間皇子墳顕彰の代表・某(睦子)氏^^*
★急遽の開催日程に情宣の寸暇なく…ですが、急ぎ直前案内ポスターも告知!(学内外図書館ご案内と新聞掲載は既に済)
●古代・倭国がニッポンと称される初めての元号をもったのが大宝年!その孝徳帝の一人息子である有間皇子が天智帝の謀略によって永眠するのが御坊岩内1号墳。同年に創建されたのか県下最古現存の道成寺。そこは聖武帝の生母~藤原宮子生誕の地。
寺創建と古墳造営が同時に、しかも南北方眼位置に正確に設営されるとは…。

●はい、この謎解きは、現地日高高校図書館文化講演2月3日の席で…。
内外広く聴講できる唯一の機会ですので、ぜひ広く足をお運びください。

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日時:2月3日(水)15:30~
於:日高高校図書館
入場無料
ミニプレゼント有り。
(問い合わせ詳細は画面をご覧ください)
サブタイトルがpdfにてupできていませんが、
生徒や子ども皆さんにも関心を寄せて頂けるよう、
「ハムレットとシンデレラストーリーの眠る地から古代探究」
です☆彡